酉年だけど、申祭   猿田彦神社 ついでに初の付く干支の祭り調べてみると 魚魚魚!

 こんにちは、たかへろです。

福岡市の西の方にある藤崎という所、普段はひっそりした、小さな神社があります。

年があけて、 初の庚申の日、朝の5時半前から、そこは、人で一杯になります。

 

 

一年の厄除けの参拝と、授与品の猿面をもらうため、みんな、並ぶのです。

 

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この面を玄関に掛けることで魔が“去る”と伝えられています。(このお面も、一年間、家を守ってくれました、有難や)

 

 

庚申(かのえさる)とは 十干 (甲乙丙丁戊己庚辛壬癸) ・十二支の60通りある組み合わせのうちの一つで、 陰陽五行説では、十干の庚は陽の金、十二支の申は陽の金で、比和(同気が重なる)とされています。

庚も申も金気にして金気旺盛で天地万物の濁りを変革し善人には大吉日 不浄事を忌むそうです。

庚申の年・日は金気が天地に充満して、人の心が冷酷になりやすいとされたようです。そこで、邪気払いのお祭り^^

 

 

8世紀後半、平安時代のこと。60日に一度訪れる庚申の夜に、眠ることなく夜を明かすという庚申信仰が中国より伝来しました。それは人間の体の中にいるという三尸(さんし)の虫が、庚申の日に人が寝ている間に体の外に抜け出し、天帝(古代中国の天上の最高神)にその人の罪や過失を告げ、寿命を縮めるという謂れに由来するものです。虫が出ていかないよう寝ずに夜を明かすことを庚申待ちと呼ぶ(福岡猿田彦神社ホームページより抜粋)

 
 また、猿にちなみ「災難が去る」とか、 猿は木から落ちないため、受験生の合格祈願にお詣りして、猿面を受けられる方々も多いようです。
 

ついでに、全国の初のつく干支の行事も調べてみました

 

  • 初子
月(特に正月を指す)の初めの子(ね)の日
平安時代においてこの日が来ると、貴族は、野に出て小松を引き抜き若葉を摘んで、遊んで宴を設けた。この野遊びは『子の日の遊び』と呼ばれる。
 
  • 初丑 
秋田県湯沢市 岩崎水神社
 
悲話「能恵姫伝説」にちなみ、竜神にさらわれた姫の霊を慰めようと、「初丑まつり」が開催されます。姫の嫁入りの日だった旧暦11月初めの丑の日に行われ、別名「裸参り」ともいわれます。
18時30分頃になると、鉢巻、下帯、足袋を着けた勇ましい姿の岩崎地区の男衆がえびす俵を担ぎ、通りを練り歩きます。19時30分頃に神社へたどり着き、境内で揉み合いながらえびす俵を次々と奉納します。境内では甘酒がふるまわれるほか、餅まきやミカンまきもあり、地元の創作太鼓「能恵姫竜神太鼓」が祭りを盛り上げます。
 
夏の土用の最初の丑の日。鰻(うなぎ)を食べたり、丑湯といって入浴したりする。
 
  • 初寅
四王司神社 山口県下関市四王司神社(四王司山頂)
 
毘沙門天(びしゃもんてん)の祭りで、武運長久、開運厄除、商売繁昌の神として崇敬高く、多くの参拝宮は午前0時を期して山頂に登り、その灯が麓まで連なります。また、縁起物である笹につるした張り子の虎を授かって帰ることもできます。
 
  • 初卯
 
正月の最初の卯の日。また、その日に神社に詣でること。初卯詣で。
 
  • 初辰
住吉大社(大阪)独特の信仰  商売繁盛 家内安全
 
この日に参拝すれば、より一層力を与えて守り助けてもらえると信仰されています。
そして4年を一区切りとして、48回参拝すれば、満願成就となります。
 
これは、四十八辰、つまり始終発達するという意味からきたもので、4年間月参りを続けられるというのは、それだけ無事発達していることでもあります。
この日に参拝者に授与されるのが「招福猫」で、水玉模様の裃(かみしも)がよくお似合いのキュートな招き猫です
 
  • 初巳
上野不忍池の弁天堂では1月最初の巳の日を「初弁天」(初巳)として開運を祈願する。 弁財天は本来、インドの神で、聖河を神格化した農業神であったが、その後仏教にはいって、音楽・弁才、財福、知恵を司る女神として、二臂(ひ=腕)あるいは八臂で、琵琶を持つ姿、武器を持つ姿などに表される。
七福神のひとりとして広く信仰されているが、白蛇を祀った宇賀神と同一視されて「巳」の日が縁日となった。9月巳の日の大祭は「巳成金大祭」として「巳成金」というお札を授与し、これを求めるため大勢の信者が列を作ることで有名。
 
  • 初午
稲荷社の祭の日である2月の初午をいう。初午祭に初午詣(福詣)する参詣者が訪れ、これを雑節の一つとすることがある。旧暦で行う事もあり、その場合は新暦の3月となる事もある。
お稲荷さんの誕生日とされるのが、2月の初午の日(2月7日)とされている。 これは、和銅4(711)年に、京都伏見稲荷大社(山城国紀伊郡伊奈利山)の (伏見稲荷の)ご祭神である、宇迦御霊神(ウカノミタマノカミ)が伊奈利山に降り立ったと言われている日であると伝承されている。 
 
  • 初酉
11月の最初の酉の日。また、その日に開かれる鷲(おおとり)神社の祭礼。酉の市。初酉
 
  • 初戌
全国的。
安産祈願の腹帯を付ける日として、月の初めの戌の日を「初戌の日」と称し、縁起の良い日と定めている。
妊娠5ヶ月目に腹帯(岩田帯)を巻いて安産祈願をするのが主流となっています。
戌の日に安産祈願をするのは昔から伝わる風習
 
  • 初亥 
正月最初の亥の日。摩利支天(まりしてん)の縁日で、講中の参詣者でにぎわう。
 
古式初亥祭 
 江島神社  神奈川県江ノ島・湘南
1460年ほど前から長く続いている、古式にのっとった秋の大祭。「亥の子餅」が祈祷者に振る舞われ、賑わいます。
 
  • 初未 ない~><

 

初午は聞いたことがあったけど、各地に(全国的にも)色々あるのにビックリです!上っ面しか、調べてないので、まだまだ、あるかも?

 

未については、もう少し探してみます~

ご存知の方いらっしゃいましたら、未に限らず、教えてくださいね。

 

読んでくれた方、有難です。では、また^^

 

もう、寝ますね ~^^

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